「愛していると云ってくれ」
「愛していると云ってくれ」
まだ子どもの頃、 中島みゆきのこのアルバムタイトルに胸を鷲掴みにされたのを生々しく記憶している。 「愛していると言ってくれ」 自らも恋や愛を語るようになった頃、 豊川悦史と常盤貴子によるこのテレビドラマに、 いや、その前にこのタイトルに、 やはり胸を鷲掴みにされたのを今でも痛いほど記憶している。 「愛している」と思っていても本人を目の前にして口にすることはなぜか難く、 「好き」と「愛している」の重さの違いをそんな時思う。 離婚を挫折として経験した知人は、 「離婚後、相手をどんなに『好き』と思っていても『好き』すらも言えなくなった」 とぼやいていた。 そんな中で、相手に「愛している」と口にしてもらうことのその我儘さともの狂おしさ。 こんなことを思ったのは、今日の職場の日めくりの「一言」が次の言葉だったから。 愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存すると考えられる。 <アリストテレス> おまけに、帰りに立ち寄った店で流れていたのはAMAPOLA。 How I long to hear you say "I love you." まずは、「愛していると言ってくれ」と相手に求める前に、 自らの愛を相手に信じてもらえる自分であるべし。
by paradeisapfel
| 2010-09-08 21:21
| 身体とこころのために
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