りんごひとつ

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紫陽花の季節


「花言葉は移り気」などとも言われるが、
この、雨の季節を明るく彩ってくれる花は、子どもの頃から好きである。

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何の物語であったかドラマであったか、
嫁ぐ娘に、自宅の庭で育てた紫陽花を鉢に植えて渡す母か父がいた。
「あちらのお宅でこの紫陽花を庭に植えなさい。
紫陽花は、どこの土を得てもその土に身を任せ美しく咲く。
嫁いで、紫陽花のように美しくしあわせに生きていけるように」と。

この場面が記憶にあるから、余計にこの花が好きなのかも知れない。

いや、もしかしたら、自分で描いた物語なのかも知れない。
子どもの頃は、「物語」が夢か現か我が身が描いたかわからなくなることが多かったから。


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by paradeisapfel | 2011-05-31 21:45 | 日記

塩とまと

 津波被害を受けた宮城県岩沼市沿岸の農地で、熊本の干拓地で栽培されている塩分濃度が高い土壌で育つ「塩とまと」の苗を植える計画があるそうだ。この塩とまとはこぶりながら、土壌の塩分やミネラルの作用で味が凝縮され、糖度は通常のとまとの2倍あり、高価格で取引されるという。

 以前にも書いたが、ドイツでとまとの愛称としてParadeisapfel(天国のりんご)の言葉が使われている。
 津波による塩害のために作物が育たないのではないか、と懸念されているが、あのおひさまの愛情をたっぷり享けた作物ならば、実ってくれるかもしれない。

 Paradeisapfelが被災地のひとたちに笑顔を呼べますように。

 愛情をこめて「とまと」とひらがな表記にて。
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by paradeisapfel | 2011-05-30 22:12 | 身体とこころのために

♭かえるのうたが♪

♭聞こえてくるよ♪

いつもと違う帰り道を選んでしまったために。

まだあの「油の中を泳ぐ筋肉質のカエル」の悪夢が記憶から消えきっていないのに。
だから♭

遠慮するとよくないことが起きるかも、と考えて、
ものすごく気がひけて遠慮してた分を、
せっかく勇気を出して取り戻してきたのに。
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by paradeisapfel | 2011-05-30 20:32 | 日記

泣いて夢からさめた

苦しいほどに泣いて夢からさめた。

たいせつなひとが「不思議なものを売っているお店」が好きで、倉庫を改造した建物に入っていく。私は何かに遠慮があり、少し距離をおいて後を追っていく。不思議な品物が埃をかぶって並ぶ背の高い棚が、通路は狭くとらなくてはならないほどに続く。
しばらくするとそのひとを見失い、声を出して名を呼ぶのがはばかられ途方に暮れ、ふと見上げた棚には少し大きめの瓶があった。

「蛙の油」
と書いてある。

かえる。

古くなった油と思われる茶色がかった液体の中に、トノサマカエルほどのサイズの、だが二等身で目つき鋭く鼻が大きい筋肉質のカエルが10匹以上入っている。

かえる。油の中に。

そのカエルが、茶色の液体の中で泳ぎ始めた。

瓶の上のほうへ。教科書に載せたいほどきれいな平泳ぎで。

きつい目と大きい鼻と二等身の筋肉質の身体。古くなった油の中で泳いでいる。

カエルはふと瓶の中で向きを変え、私に向かって泳ぎ始めた。大きな鼻を私に真っ直ぐに向けて、威嚇するかのように。。
きつい目と大きい鼻と二等身の筋肉質の身体。顔も形も「油の中」も、そんなものを売っていることも、有り得ない。油の中を泳ぐカエルがこちらに向かってくる。

逃げるに逃げられず、息が苦しくなり目がさめた。

目がさめたら窓の外は雨。
雨だからかえるの夢を見たのか、遠慮をしているとよくないことが起きるよ、という警告なのか。
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by paradeisapfel | 2011-05-29 07:06 | 日記

アメノヨルハ

ヒトリデイルコトヲ ヨリカンジテシマウモノ
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by paradeisapfel | 2011-05-29 01:22 | 日記

春の夜の

契りありて春の夜深き手枕をいかがかひなき夢になすべき



大納言忠家が、私の思いそのままを詠んでいた。
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by paradeisapfel | 2011-05-28 12:10 | うた

ひらひら

掃き棄てよ神の宿れる言の葉の軽さのみ知るかのひとびとを
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by paradeisapfel | 2011-05-26 22:22 | うた

失敗=過失致死罪

 イタリアでは、地震予知に失敗した政府の自然災害の可能性を評価する委員会の「専門家」7人が、住民に対して大地震の発生を充分に警告しなかったとして、過失致死罪で起訴されたそうだ。彼らが「不正確で不完全な矛盾する情報」を与えたとのこと。
 これを日本で同様に行うとしたら、どれほど多くの人が起訴されることか。
 起訴したところで、戻らぬものはあまりに多いという点がやりきれぬ。
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by paradeisapfel | 2011-05-26 22:12 | 日記

暑き夏が来る

麦わらの帽子をかぶり駆け出せるやわらかき足の子どもにならむ
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by paradeisapfel | 2011-05-25 21:40 | うた

さつき待つ花たちばなの香をかげば

と詠みたいが、たちばなではなくジャスミンである。

この季節、いくつかの家から、このうえなく魅惑的な香りが
庭先に通りかかる人を襲いに来る。

人間でも苦しく思うほどのこの香りは、
夜飛ぶ虫達には気が狂いそうな濃い香りではないのかと心配になる。
狂って飛んで飛び回って受粉させて、ということなのだろうか。

幸いというかあいにくというか、
節電の夜なので、狂いまくって飛んでいる虫たちの姿は見えぬのだが。
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by paradeisapfel | 2011-05-25 21:22 | 日記


のんびりと、そして慌しく過ぎていく日々の狭間で、思うことを綴っていきます。たいせつなことを忘れないように。
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